DMP作業のための画像の引き渡しのフローはどの様に行っているのか? 広域Gamut素材やHDRが一般的になっている現状DMP作業者にとって、使いやすいフォーマットはどの様な形式なのか?様々なパターンのサンプルを用意してみました。 当初は ARRI LogC3 をLUTを使用してsRGB-viewにしたモノをメインに考えていましたが、PhotoShop2025 からOCIOにネイティブ対応したので両方用意しています。
以下の図を想定しています。
ARRI社が提供している「Camera Sample Footage & Reference Image」からALEXA 65 Footage-ARIIRAWファイルをダウンロードしています。巨大なファイルとなるのでもし連番で必要なら自身でダウンロードして下さい。
Camera Sample Footage & Reference Image | Learn & Help
DMPwithARRI_logC3 - Google Drive
使用素材のリンク先と使用してる素材一枚 A005C031_160120_R51F.0002050.ari を元にNukeを使って各ファイルに変換しました。
A005C031_160120_R51F_ACEScct.0002050.dpx | ARRI LogC3→ ACEScct 10bit-dpx |
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A005C031_160120_R51F_ACEScg.0002050.exr | ARRI LogC3→ ACEScg half float exr |
A005C031_160120_R51F_ARRIlogC3.0002050.dpx | ARRI LogC3 10bit-dpx |
A005C031_160120_R51F_ARRIwideGamut3.0002050.exr | ARRIwideGamut3 linear half float exr |
VFXフローを想定して仮に作成した各種showLUT ACES-RRTをLUT.cube化したモノです。
Photoshop2025でのOCIOの動作を確認したいだけの場合はこのカスタマイズした configファイルを使用する必要はありません。Photoshop自身が内包している “studio-config-v2.2.0_aces-v1.3_ocio-v2.4.ocio” を選択し OpenColorIOを設定してください。 こちらのAdobeヘルプページがOCIO設定の参考になると思います。